ドクター北村の著書

より高い生着率を実現した、
活性型脂肪注入法
次世代の再生医療
「トリプル・コンデンス豊胸」


当院では異物を使わない「脂肪注入法」を専門に行っています。アレルギーや異物反応などの心配がないため安全性が高く、バストサイズだけでなく形を整えることもできます。「トリプル・コンデンス」という新技術によって、バストアップ効果を飛躍的に高めることができました。

トリプル・コンデンス豊胸では、注入には適さない物質(血液や壊れた細胞等)を取り除き、健全で良質な脂肪細胞だけを選りすぐり、濃縮(コンデンス)した状態で使用します。そのため注入後の生着率がきわめて高く、美しい仕上がりを長く維持することができます。
トリプル・コンデンス豊胸ですと、不純物のない健全で良質な脂肪細胞だけを分離・抽出できます。それにより、脂肪壊死や石灰化によるしこりのリスクを大幅に抑え、効果的な治療を行うことが可能になりました。
脂肪を吸引採取する際に、「ベイザー脂肪吸引」を使うとさらに効果的です。 ベイザー超音波は脂肪を細胞単位に分離・遊離させて吸引採取しますから、より高い生着率を期待することができます。もちろん、吸引部分もワンランク上の仕上がりとなります。



コンデンスリッチでは、ウェイトフィルターという特殊な「重し」をつけた上で遠心分離機にかけ、通常より遥かに強力な重力をかけます。
トリプル・コンデンスは脂肪細胞に過大な重力をかけることなく、特殊なフィルターでやさしく分離します。それによって脂肪細胞は従来より「フレッシュ」かつ「安定した状態」で利用できるようになりました。
脂肪細胞以外には優しく遠心分離をかけ、幹細胞・線維芽細胞などを濃縮します。 これを脂肪細胞に還元し同時に注入することによって、脂肪細胞は活性化され、より効率がアップされます。正に新発想の再生医療と言えます。
バストは場所によって、柔らかさや手触りが微妙に違っているデリケートなもの。当院では、土台のボリュームを出すために大胸筋の内部、さらに筋膜の上下に脂肪を注入。さらにナチュラルな感触を実現するために、乳腺下の脂肪層など5層にきめ細かく注入していきます。
このように、細かく「分離」した脂肪細胞を層ごとに「分層」してデジタル超音波エコーで確認しながら注入する、独自の 「分離・分層脂肪注入法」により、ワンランク上の自然なバストを創りあげることが可能になりました。
血液に含まれる「成長細胞」は、周辺の細胞に働きかけ、その成長を促す作用があります。
これを同時に注入することで、脂肪細胞そのものの成長を促し、ボリュームアップが図れます。さらには毛細血管の再生を早め、豊富な栄養を脂肪細胞に届けます。つまり、脂肪の生着率を高め、美しいバストをより確かにキープします。トリプル・コンデンス豊胸のオプションメニューとして選択すれば、さらに万全でしょう。
治療におけるポイント
痛みへの万全の対策
独自の4段階麻酔システム
当院は日本麻酔科学会に所属し、体への負担が軽く麻酔効果の高い「カリフォルニア式局所麻酔」を基本としています。この麻酔法は、薬剤のpH(ペーハー)値と浸透圧を人間の体液と同等にしてあり、体に無理なく浸透して麻酔効果を発揮します。さらに独自の工夫として止血剤や脂肪乳化剤を配合し、麻酔の段階で脂肪層を軟化させ、より吸引しやすい状態にします。 また、麻酔注射のための麻酔として「極低温ガス麻酔」を使用します。これはほんの短時間だけ皮膚の感覚をマヒさせ、その間に麻酔注射を施す、というものです。 さらに手術中の不安や緊張を和らげ、落ち着いて手術をお受けいただくことができるよう、点滴からの「リラックス麻酔」も併用します。
ベイザー脂肪吸引(VASER 2.0)で、より効率的な治療
脂肪注入法豊胸術では、まずバストに注入する脂肪を患者様ご自身の体から吸引採取する必要があります。北村クリニックではこのとき「ベイザー脂肪吸引(VASER 2.0)」という技術を使用します。ベイザーとは脂肪吸引のために開発されたもので、超音波機器の一種です。脂肪吸引を行う前に脂肪層にベイザー波を作用させると、そのエネルギーによって脂肪と周辺組織とのつながりが細胞レベルで解放され脂肪細胞が遊離して理想的な状態になるのです。このような状態になった脂肪細胞はその後の処理も行いやすく、トリプル・コンデンス豊胸にはまさにピッタリな状態となるのです。
さらに当院ではきめ細かなデザインを創る「超音波デジタル脂肪測定器」で、吸引する箇所の脂肪層の厚さなどを瞬時に細かくチェックしますので、必要以上の吸引や取り残しなどを防止することができます。

 


バッグの抜去は原則として前回挿入した傷と同位置から行い、傷跡を増やさないようにします。ただ、以前に乳輪や乳房下切開をされた方でもご希望によってはワキの下から抜去することも可能です。
デジタル超音波エコーで内部の状態を確認しつつ慎重に抜去し、さらにトリプル・コンデンス脂肪注入を独自の「分離・分層法」で丁寧に施して終了です。
他院で脂肪注入法豊胸術を受け、その仕上がりに満足できない。このような場合にも、当院にて修正手術を行うことで、美しいバストを再び手に入れることができます。しかも高い生着率を誇るトリプル・コンデンス豊胸であれば、その美しさをより長く維持することができるでしょう。 またヒアルロン酸、アクアフィリングの注入によってバストが硬化してしまったようなケースでも、バスト内の異物をできるだけきれいに取り去り、脂肪注入によって形を整えるという修正手術が可能です。

陥没乳頭
通常、乳房の先端でツンと突出している乳頭がバストの内側に潜りこみ、文字通り陥没した状態になっているのが陥没乳頭です。これはバストのふくらみに比べ、乳頭の発達が不十分だったときに表れる症状とされています。このままですと、将来的に赤ちゃんに授乳するときの障害になりやすいことや、陥没した部分にアカが溜まりやすいために炎症を起こしやすいなど、放置しておいて良いことはあまりありません。何より見た目を気にして深刻な悩みにおちいってしまうというのが、一番の問題です。

これまでの一般的な方法は乳輪の周辺に放射状の切れ込みを数本入れ、乳頭をせり出すようにして高さを調整するというものですが、この方法では、乳頭の周囲に切開痕、縫合跡が残ってしまうため、新たな悩みの元にもなりかねず、さらに術後に血行不良を起こす可能性もあり、リスクも伴うものでした。
より確実性の高い手術法で
陥没乳頭を解消!
北村クリニックの手法では、乳頭を陥没させている原因から解消します。
まず乳頭の付け根あたりの4箇所にごく小さな穴を開け、そこから特殊な器具を用いて、乳頭を引き込んでいる組織を調整します。これにより、それまで乳頭を乳房側へと引き留めていた力が解除され、乳頭を引き出していきます。
あとは乳頭の位置や形、高さを調整したところで乳頭の内側に極細の糸を2本通し、それぞれを輪のようにして乳頭の位置を固定します。


この手術では、顕微鏡下で行う「マイクロサージェリー」で使用する器具を使います。非常に繊細な作業のため経験やカンが求められますが、ごく小さな穴からすべての操作を行うために縫合の必要がなく、しかも手術跡の心配がありません。
この方法ですと表面に目立つ傷跡が残らず、しかも乳頭を完全に露出した自然な状態に整えることができますし、授乳にも影響はありません。重度の陥没の方でも乳頭は完全に露出し良好な結果が得られます。入院・通院は不要で、手術当日からシャワーも浴びられます。

乳頭肥大
通常よりも乳頭が極度に大きくなってしまったものが乳頭肥大です。これは乳頭が垂れ下がるほど長いケースと、直径が大きく太さが気になるケースの2種類があり、人によってその両方の症状があるなどさまざまです。これまでは出産と授乳を経験した女性に多くみられるものでしたが、近ごろでは未婚の若い女性などにも生まれつき大きめの方が増えているように感じます。

まず長さが気になる場合には、乳頭の周囲の組織をていねいに切除し、高さを低くしたうえでていねいに縫合します。太さが気になるケースでは乳頭の周囲を縦方向に何ヶ所か切除し、太さを調整したうえでていねいに縫合して終了です。傷跡は目立ちませんし、これらの手術では縫合に「溶ける糸」を用いますので、術後、抜糸のための通院も不要です。もちろん入院の必要もありません。また手術当日からシャワーも浴びられますので、日常生活への支障はほどんどないでしょう。



漏斗(ろうと)胸
漏斗胸は、先天的な胸骨や肋骨の変形により胸が凹んでくる疾患です。成長につれて陥凹が目立ってくるケースも多くあります。心臓や肺への影響はあまりないとされていますので、最終的には、「外見上の問題」ということになってきます。
当院ではトリプル・コンデンス脂肪注入による、修正手術を提案させていただいております。
お腹・ヒップ・太モモなどから脂肪を吸引し、特殊な処置を施した「トリプル・コンデンス脂肪」を凹んだ部分に注入します。注射器による注入ですので傷も全く目立ちません。又、「上の方にポイントをおきたい」「片側の凹みが強いので、そちらに多く注入したい」などの調整ができることも脂肪注入ならではのメリットです。男性の漏斗胸も治療可能ですのでご安心ください。

女性化乳房
男性のバストが女性のように膨らんでしまう症状で、ときに痛みを伴います。脂肪の付きすぎによる「偽性女性化乳房」と、ホルモンバランスの乱れや内臓の疾病、さらに病気治療のための薬の副作用などで乳腺が発達して起こる「真性女性化乳房」があり、それぞれに治療法が違います。
偽性女性化乳房は単に脂肪が多く付きすぎているだけですから、脂肪吸引によって解決できます。胸の下に小さな穴を明け、そこから極細の吸引管(カニューレ)を差し込んで、胸の脂肪を吸引除去していくのです。手術の所用時間は片側30分ほどで、原則として術後の入院や通院は不要です。
一方の真性女性化乳房の場合は、乳輪に沿って切開し、そこから発達した乳腺を切除しながら取り除いていきます。かなり繊細な手術になりますので2時間ほどの時間がかかります。偽性女性化乳房の手術と同様、原則として術後の入院や通院は不要です。

トリプル・コンデンス豊胸
(ベイザー脂肪吸引の料金を含む)
800,000円
(税込880,000円)
陥没乳頭(両側) 400,000円
(税込440,000円)
乳頭肥大(両側) 400,000円
(税込440,000円)
トリプル・コンデンス
脂肪注入による
漏斗胸の治療
800,000円
(税込880,000円)
女性化乳房(偽性) 500,000円
(税込550,000円)
女性化乳房(真性) 800,000円
(税込880,000円)
基本料金
(消耗品・薬代等)
100,000円
(税込110,000円)
※ローン(3〜60回)による分割払いも可能です。
当院は自費診療のみとなっております。
又、保険適応となるのは切開法のみであり、方法が全く異なります。
その場合、傷・再発・合併症の問題もあります。実際、他院で保険による手術を受けた方の再治療も多く承っております。
費用だけにこだわらず、よく御検討されて治療法をお選びになられる事をお勧め致します。

Q.脂肪注入法では入通院は必要ですか?
また術後の注意点など教えてください。
A. クリニックや手術法によって異なりますが、当院では体への負荷が軽い脂肪注入法を行っていることに加え、麻酔にも配慮するなど多くの工夫を重ねていますので、原則として術後の入院や通院は不要です。またプロテーゼ法のマッサージのような煩わしい「術後ケア」も不要です。ただ、御都合のつく方は1週間目・1か月目にチェックにいらしていただければ、なお安心かと思います。
術後の注意点としまして、浴槽に浸かっての入浴は術後1週間は禁止していますが、シャワーは翌日から大丈夫です。もちろん石鹸も使えますので、清潔さは充分保てます。脂肪注入法は肉体的負荷が軽いため、翌日からのお仕事も可能です。ただし、術後の経過や状態は個人差が大きい上、お仕事の内容にもよりますので、カウンセリングの際にご相談ください。

Q.将来の授乳に影響はありませんか?
またレントゲン検査で豊胸したことがバレたりしませんか?
A. まず豊胸についてですが、脂肪注入法ではバストの乳腺を傷つけることはありませんし、圧迫刺激を加えることもありませんので、将来的な授乳に悪影響はありません。また陥没乳頭や乳頭肥大の手術では母乳を運ぶ「乳管」を傷つけずに治療できますので、この場合も授乳に悪い影響を及ぼすことはありません。どうぞご安心ください。
豊胸後のレントゲン検査につきまして、これはプロテーゼ法とは対照的な脂肪注入法のメリットですが、異物ではなく、患者様ご自身の脂肪を注入しますので、レントゲン検査などX線に写る心配はありません。


 


院長 北村義洋
日本美容外科医師会 常任理事

国際美容外科学会会員
日本形成外科学会会員
日本美容外科学会会員
日本麻酔科学会会員
日本脂肪吸引学会会員
日本美容外科学会美容外科専門医

1963年 東京生まれ
1982年 慶應義塾大学理工学部入学
1989年 東京慈恵会医科大学卒業
1989年 東京警察病院形成外科入局。形成外科・麻酔医療を学ぶ。
1992年 東京 八重洲に北村クリニックを開院


〒103-0027
東京都中央区日本橋3-2-5
毎日 日本橋ビル1F
フリーダイヤル0120-200-986
海外からの電話は+81-3-3279-2928
受付時間 10:00〜18:00 年中無休

当院は完全予約制です。
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