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婦人科
Gynecology
小陰唇縮小
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小陰唇が人より大きいかどうかということは、ご本人にはなかなか判らないことです。ですがおおよその判別法はあります。まず姿見のような大きな鏡の前に立ったとき、大陰唇から小陰唇が少し見える程度までならば正常です。ですが大きくはみ出していたり、左右のバランスが極端に違っているような場合には小陰唇肥大の可能性があります。
小陰唇肥大そのものは、特に病的なものではありません。ですが清潔を保ちにくいために臭いが強くなったり、下着とこすれることで色が黒ずんだりします。こうしたことを気にするために恋愛にも積極的になれないということがいちばんの問題です。
当院ではこうした婦人科系の治療を数多く行ってきましたが、小陰唇肥大はアメリカ製の最新式高周波メス「サージトロン」を使い、違和感のない大きさと形に整える方法をとります。この機械は、3.8メガヘルツ×140ワットという高密度の高周波電流を細胞に作用させ、組織を瞬間的に蒸発させます。このとき止血効果も生まれますので出血も少なく、細菌による感染も回避できます。何よりメスやハサミで整形するのと違って組織を挫滅させることがなく、精密な結果が得られるというのが大きなメリットです。
最新の高周波機器ですっきりキレイな仕上がり
この手術は「小陰唇を切り取って形を整え、縫合する」というものですが、切除のデザインや細かなテクニックはクリニックごとに違いますし、それによって仕上がりも異なります。
まず手術の前に仕上がりのデザインをします。この段階で形や大きさについて、患者様とくわしく相談します。
そして先ほどお話しした「サージトロン」を使って形を整え、細かく丁寧に縫合すれば終了です。デリケートな部位ですので痛みを気にする方が多いのですが、当院独自の麻酔システムを使いますから手術中はもちろん、術後の痛みも心配はありません。
患者様の中にはクリトリス付近の皮膚の余りが多い方もいらっしゃいますが、そのような場合も、同時に処置をしてスッキリさせることができます。約30分と短時間で済みますし、手術の痕跡は時間とともに薄れていきますので心配はいりません。
シャワーは手術当日からOKですが、激しいスポーツや性行為は1ヶ月ほど控えていただきます。その他の日常生活にはほとんど制限がありませんから、多くの方は手術翌日からお仕事に復帰されています。
縫合には溶ける糸を使いますので、抜糸のための通院は原則不要。その日一日ですべてが終わりますので、忙しい方や遠方の方でも安心して受けていただけます。
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