鼻の穴を小さく
鼻の穴の付け根あたりを、外側の皮膚と一緒に切開し、縫合していく方法がよく用いられています。ですがこの方法では鼻の外側に手術痕が残るため、不自然な仕上がりになりやすいものです。
そのため当院では傷跡を外に残さないよう、鼻の内側の粘膜を操作する画期的な手法を開発しました。これならば人に気づかれることなく、自然な仕上がりを手にすることができます。腫れも目立たず、ギプスやテーピングの必要もありません。手術直後から洗顔・メイクもOKですし、溶ける糸を使用するため、抜糸も不要です。
鼻の穴の形や大きさは皆さんが思う以上に微妙なもので、わずかな差がとても大きな印象の違いを生み出します。そのためどの程度の大きさ、形にするかはテクニックはもちろんのこと、美容整形医としてのセンスが必要です。
鼻柱挙上・下降
鼻柱とは鼻の穴の間にある柱の様な部分です。ここが上がり過ぎていると鼻が短い「豚鼻」に見えますし、下がり過ぎていると「魔女鼻」のように見えてしまいます。 状態に合わせて軟骨や粘膜を調整することにより楽に改善されます。鼻の内側での手術なので、傷の心配もありません。
段鼻
鼻筋の骨が盛り上がってコブのようになっている方は意外と多いものです。専用の器具で削ることによりスッキリとしたノーズラインが得られます。
注射による「プチ整形」
当院ではこうした手術とは別に、ヒアルロン酸の注入による整鼻術も行っています。鼻根部〜鼻筋を高くしたいときに、注射するだけ。短時間でお気軽に受けていただけます。
北村クリニックのヒアルロン酸はスウェーデン製で、アレルギーや副作用などの問題もなく、極めて負担のない物質です。腫れや痛み対策も万全で、施術直後から洗顔・メイクもOKです。
施術中、効果を確認できるのも、患者さんにとっては嬉しいメリットでしょう。鏡を見て「もう少し高くしたい」などということになれば、追加注入することで簡単に調節できます。
もちろんヒアルロン酸の効果は永続的ではありませんが、「手術はちょっと…」という方にはぴったりの方法でしょう。
費用もリーズナブルですから、プロテーゼ法を行う前の「お試し整形」として受ける女性も多く、「まずヒアルロン酸でバランスを確かめて、その形が気に入ったならあらためて本格的な隆鼻術を受ける」というのも、上手な利用法だと思います。
注入剤の種類について
注入する物質は「ヒアルロン酸」「ダーマライブ」「ハイドロジェル」等、多数のものがあります。
注入剤は大きく2つに分けられます。まずは、時間と共にすべて吸収されて無くなってしまう「吸収型」と、一部また、すべてが残る「非吸収型」です。「非吸収型」もメーカーは安全だといっていますが、実際は炎症反応を起こす場合もあり、一度注入した物質は取り除けないため、治療は非常に困難です。
よって、安全のためには「ヒアルロン酸」などの「吸収型」の注入剤を使用した方が良いと思います。