コヒーシブシリコンの続き
さて
前回の続きです。
さらにこの論文には
「コヒーシブシリコンは確かに破損しにくくなった。
しかし程度の差こそあれ
膜に破損がなくても微量ずつしみでるBLEEDと言う現象
があることは認識すべきである」
と述べています。
バストのプロテーゼの歴史はいつもこんな感じです。
ある日最新のプロテーゼが登場すると
みんなが飛びつきます。
しばらくすると
「あのプロテーゼはやはり問題があった。」
といって廃れていきます。
僕はこのようなことがいやなので
バストに関しては
プロテーゼやヒアルロン酸のような異物を用いる方法は
開業以来一切おこなっていません。
脂肪注入のみを安全におこなっております。
皆様も
よく考えてから手術をおこなうようにしてください。
- 2012年01月13日
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