おはようございます
今日も朝から曇り空。
なんかスッキリしないが
張り切っていきましょう。
まずは
鼻の修正手術。
こちらの患者様は
35年前に他の病院で
鼻を高くする手術を受けられた。
だが鼻の先が赤くなることがあり
さらに曲がっている。とのことで受診された。
拝見すると
やはり硬くて大きすぎるL字型のプロテーゼが
皮膚のすぐ下の浅い層に入っている。
確かに曲がっているし
赤味があって危ない、
あまり顔を変化させたくないとの
ご希望なので
薄いプロテーゼに入れ替え。
当院ではこのようなトラブルがないよう
L字型のプロテーゼは開業以来
一切使用していない。
鼻筋にはI字型プロテーゼ
鼻先には耳介軟骨をいれて高くする。
これなら不自然さもないし、
飛び出す心配もない。
麻酔をしてから
まずプロテーゼを取り出す。
35年前なので
プロテーゼの周りに
石灰が沈着して非常に硬い。
そして皮膚も薄くなっているから
細心の注意が必要、
むっ、やはり相当硬い。
スルリとは抜けない。
そろり、そろりと抜き終わる。
で
取出したプロテーゼがこれ。
また非常に劣化が進んでおり
途中でポッキリ。
今回使用するソフトプロテーゼはグニャグニャ。
折れるはずがない。
手術終了。
大成功。
腫れが落ち着いたら
周りにバレナイくらいの
自然な高さにしてありますので
ご安心下さい。
- 2011年07月28日
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