二重まぶたの糸
最近は患者様の知識が驚く程、細かくなっている。
オーソドックスな二重まぶたに関してはこちらが舌を巻くほど詳しい。
まず聞かれるのが「何本の糸でとめるのか?」
1本だけのところもあれば、5本使うところもあるという。
あくまでも片目に対してである。
どーやって片目に5本の糸を埋没させるのだろーか?
不思議である。
私は原則1本の糸でしっかり留める。
皮膚のたるみや脂肪が多い場合などは、もう1本を追加することもある。
が、それ以上埋没させることはない。
私は糸を点としてではなく「線」として埋没させる。
そのほうが力の加わり方も均一でラインも消えにくく、自然である。
「点」で留めるとラインがカクカクと不自然になりやすい。
また力が点でしか加わらないので弱く、かえってとれやすい。
「つづく」
- 2005年09月07日
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