鼻を高く、いよいよ
治療方針が決まったら、いよいよ手術。
これは局所麻酔で充分。
怖がりやさんの場合点滴からリラックスさせるお薬を入れることも。
まずプロテーゼを入れる「ポケット」と呼ぶスペースを作る。
ポイントは2つ。
鼻の骨にある骨膜の下にポケットをつくりプロテーゼが骨膜下に入るようにする。
これが骨膜の上の浅い位置に入るとプロテーゼの輪郭がくっきりと分かったり、グラグラする。
もうひとつはプロテーゼよりチョイ大きいくらいの適切なポケットをつくること。
あたりまえだがこれが意外と難しい。
大きすぎても、小さすぎても曲がったりずれたりする原因。
あとは鼻の孔の傷をチョイと縫っておしまい。
ベテランのドクターなら10分くらいで手際よく終わらせてくれるはず。
「つづく」
- 2005年08月05日
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