脂肪吸引、麻酔をかけたら次は

麻酔が効いたら、いよいよこの手術のメインである吸引作業に突入する。

 

吸引の管を「カニューレ」というが、たくさんの種類がある。

 

直線状や曲線状。

 

太さも直径2ミリから1センチを超えるものまで色々。

 

手っ取り早く終わらせたいのなら当然太い奴を使う。

 

しかし脂肪層にできるトンネルも太くておおざっぱだから、仕上がりも汚い。

 

現在ではそのような病院は少なくなってきた。

 

多くのクリニックでは初め太いのを使い、仕上げに細いのを使う。

 

しかし理想は初めから終わりまで細いカニューレであろう。

 

ただし時間がかかる。

 

「手術は短時間の方が負担が少ない」

 

ごもっともであるが当院では時間より仕上がりの滑らかさを優先させ、細いカニューレのみを使用している。

 

手間はかなりかかるが、とってもキレイ。

 

ドクターが汗をかけばいいだけの話。

 

  「つづく」

 

  • 2005年07月30日
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