ヒアルロン注入豊胸によるシコリを修正してコンデンスリッチ豊胸
一時期ほどではありませんが
今でもヒアルロン注入による豊胸は多いようです。
それが、キレイになくなってくれればよいのですが
大きなシコリとして残ってしまうケースは
かなりの高確率で発生しています。
ヒアルロンとはいえそれは
あくまでも異物であるいじょう
異物にたいする生態防御反応である
カプセル形成つまり
シコリの発生はやむをえないものです。
ですから
当院では開業以来、
シリコンバッグやヒアルロン注入による豊胸手術は行っておりません。
さて
本日の患者様は高崎からおこしの40さいのご婦人。
チェーンの美容整形クリニックに何年か前にいったところ
「手術なんて時代おくれ。
今はヒアルロン注入が最先端です」
といわれてなんとなくヒアルロン注入をしてしまいました。
ところが2週間くらいするとバストが硬くシコリのようなものが
多数できてしまいました。
ドクターに聞いてみると
「そのうち柔らかくなる」
といってとりあってもらいませんでした。
その後
1年たっても2年たってもそのままです。
それで意を決して当院への御来院となりました。
診察すると
相当に大きなシコリが両側にあります。
そこで
このシコリを修正しつつ
コンデンスリッチでバストアップを図ります。
まずはベイザーで脂肪吸引です。
脂肪は
ベイザーを使用していますから良質な脂肪がたっぷりとれました。
それを遠心分離している間に
バストのシコリの修正を行います。
バストの下から先端の細くなった器具で
シコリの膜を破壊して
内部のヒアルロンをとりだして
薬で洗浄します。
手間のかかる作業ですから
妥協はできません!
それが終了して元に戻ったら
同時にコンデンスリッチ脂肪を注入します。
ヒアルロンよりもはるかに大きく
かっこよく
自然なバストになりました。
お疲れ様でした。
気をつけてお帰り下さい。
- 2012年08月31日
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