輪郭の整形
おはようございます。
朝からムシムシするが
やはりカラッとは晴れていない。
先ほども少し雨が降った。
さて今回は輪郭のお話。
頬骨を削って小顔にしたいという30歳の患者様。
この骨は薄くて脆い。
だから
ちょこっとぶつかっただけで
すぐ折れてしまう。
だから
骨を削る厚さにも限度がある。
病院によっては
頬骨自体を
わざと2箇所骨折させて
内側に折り込む方法をやっているところもある。
しかし
骨が薄いので移動できるといっても
ごくわずか。
その割りに
全身麻酔で行う
大掛かりな手術になってしまう。
当院では
頬骨を削ると同時に
コメカミや頬を逆に
ふっくらとさせる治療を同時に行うことが多い。
小顔が希望なのに
なんで大きくするの?
と皆様疑問を抱く。
でも
術前・後の写真を見ると
みなさま納得される。
大きくなったはずの顔が
逆にスッキリと
バランスが取れて見える。
お悩みであった頬骨も目立たなくなっている。
そう、
つまりはバランスなのです。
コメカミや頬の凹んでいる人が
いくら頬骨だけ修正しても
限度がある。
患者様は
頬骨を何とかしたいのが最終目的ではなく
綺麗になることが目的なのです。
でないと
手術後
確かに頬骨はすっきりしたけど
なんかまだ変。
ということになってしまいます。
つまり
手術のテクニックも大切ですが
なんといっても
初めの治療方針が
最も大切なのです。
くれぐれも
思い込みで手術しないよう
ご注意下さい!
- 2011年08月05日
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