次はピュアリッチ豊胸
お次は他のクリニックでプロテーゼによるバストアップをしたが
硬く変形したので
取り出して同時に脂肪注入による修正を行うご婦人。
10年前にわきの下から生理食塩水バッグを入れたとのこと。
まずは脂肪吸引から。
ふ~。
その脂肪を遠心分離機で精製する。
そしてこちらは血液から分離された成長細胞AGF
ここまでが第一段階。
お次は
現在入っているプロテーゼを取り出す。
やっていくと、
なんだか指に伝わってくる感触がおかしい。
もう一度ご婦人に
「まえのプロテーゼは生理食塩水ですよね?」
と確認すると
「間違えありません」
とのこと。
でも
やっぱりおかしい。
ちいさな切開からやっと取り出すと
それは生理食塩水ではなく
ハイドロジェルCMCと呼ばれるものであった。
このハイドロジェルは一時とても流行ったが
感染をおこしやすく、その時の処置が
非常に大変なことなどから
一気にすたれてしまった。
でもこちらのご婦人は
確かに硬く変形してはいるが
感染などは幸い起こしていなかった。
不幸中の幸い。
終わると
今までの圧迫感がなくなり
とても自然な仕上がりに大満足されていた。
喜んでいただいて
なによりです!
- 2011年07月13日
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