バストの手術が集中
当院はバストの手術が非常に多い。
脂肪注入のみを専門に行っており
シリコン豊胸は
開業以来行っていない。
その治療方針に共鳴された方が全国からいらっしゃる。
特にこのような大型連休ともなると
ご想像のとおり遠方からの方が一気に増える。
この1週間で一体何件のバスト手術をやったのだろう?
先日九州から来院された患者様は
2年前わざわざ東京にあるバスト専門のクリニックで
シリコンバッグによる豊胸を受けられた。
その時もそのドクターに脂肪注入のことを
尋ねてみると
「脂肪注入なんてダメダメ。この最新のシリコンバッグなら自然で
一生いれておいても大丈夫!」
と言われて受けてみた。
しかし直後から変形が目立ち始め
2か月もするとカチカチ。
寝ても、突っ立ったような不自然なバスト。
なにより大きすぎ。
ドクターに相談しても
別におかしくない、といわれてしまった。
最後の砦として
私のクリニックにやってきた。
診察すると
典型的なカプセル硬縮による変形。
しかもとても大きなバッグが入っているため
圧迫されて呼吸が苦しい。
う~ん、これは可哀そう。
なんとかせねば!
最近のシリコンバッグは硬くならない。
と言っているが
まったくそんなことはない。
もしそうなら
なぜこれほどまでに
シリコンバッグの修正手術が当院で多いのであろう?
バッグを抜いて、脂肪注入で形を整えてあげると
皆さん一様にホッとされる。
これから豊胸手術を受けられる方は
なにより自然さが一番ということを
念頭におかれて受けられるべきです。
では今からまた
豊胸手術のスタートです。
頑張ります!
- 2009年09月22日
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